精神統一し演武 ~合気道奥州道場鏡開き~

 

 

【奥州】合気道奥州道場の鏡開きは27日、奥州市前沢白山字水ノ口の同道場で行われた。道場生と保護者、地域住民が参集。菅原美喜子道場長が模範演武を披露したほか、道場生による稽古成果の発表で今年一年の精進を誓い合った。

 

 同道場は2005年に同市前沢で教室を設け、その後に一関市と奥州市江刺でも教室を開設。県内外の合気道関係者からの協力を得て昨年6月、奥州2教室を一本化し新拠点となる自前の道場を自宅敷地内に開いた。

 

 鏡開きでは年長児から一般まで、様々な習熟レベルの道場生が登場。保護者らが見守る中、立ち技や座り技、精神を落ち着かせるための呼吸法などを実践した。菅原道場長は、実演を兼ねた気合の演武で道場内の空気を引き締めた。

 

 餅つきで地域の人たちとも交流。菅原道場長は「鏡開きは親御さんら集まった方々に稽古を見てもらえる機会。新拠点もできたので『合気道をやって良かった』と思ってもらえるよう、仲間も増やしながら稽古に励みたい」と思いを語った。