平成30年7月17日付 胆江日日新聞

 

 前沢白山を拠点に活動する合気道奥州道場(菅原美喜子道場長)は、今月15日に東京都の日本武道館で開かれた第40回全日本少年少女武道錬成大会(日本武道館など主催)で、少年少女の健全な心身育成に尽力したとして優良団体表彰を受けた。菅原道場長は「表彰を励みに稽古の内容を深めていきたい」と意気込んでいる。

 

 奥州道場は、前沢と一関の2教室で少年部と一般の門下生約80人が合気道の修練に励んでいる。

 

 今年6月には前沢教室に新道場を開設し、門下生たちが心技体を高め合っている。

 

 合気道は、呼吸と体術で生み出される技で、稽古を積み重ねて心と体を鍛えるのが目的の武道。奥州道場では、門下生の子どもたちに▽基本的な所作▽素直に取り組む▽道場長のまねをする▽怒らず、恐れず、悲しまずーーーの4点を大切にするよう指導しているという。

 

 錬成大会には、全国から約180団体が参加。演武を繰り広げて、日ごろの修練の成果を披露した。奥州道場は10年連続で出場しており、奥州と一関の少年部の門下生たちが日本武道館の大舞台で武芸を披露した。優良団体にはほかに、合気道三澤塾(東京都)が輝いた。

 

 菅原道場長は「武道館の雰囲気の飲み込まれず、普段の稽古がわかる良い演武だった」と笑顔。「稽古で学んだことは普段の生活にも生かされる。今までの功績が認められたのを励みに、より一層合気道の精神を深めていけたら」と決意を新たにしていた。