合気道 奥州道場  Aikido Oshu Dojo

(公財)合気会 公認道場  ☆★☆ 合気道奥州道場は岩手県の合気道場です ☆★☆

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新道場建設の寄付のお礼

合気道奥州道場 道場建設実行委員会

実行委員長 菅原 美喜子

謹啓

時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。日ごろはいろいろとご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、このたびは過分なるご寄付をいただきまして誠にありがとうございます。これもひとえに当委員会の活動をご理解いただいてのことと、身にあまる光栄に存じます。

おかげさまで多くの方々にご賛同をいただき、新しい道場の完成にこぎつく事ができました。実行委員会ならびに道場生一同、深く感謝いたしております。

どうぞ今後も、ご指導、お力添えのほどよろしくお願い申し上げます。

謹白

胆江日日新聞 2018(平成30)年6月10日

合気道奥州道場 新拠点を開設 〜現役唯一九段保持 多田師範が演武〜

 

合気道奥州道場(菅原美喜子道場長)は、前沢白沢字水ノ口地内に新道場を開設。9日現役唯一の九段保持者多田宏師範(88)を招いて道場開きが行われ、門下生たちが真新しい道場で心技体の鍛錬を誓った。

新道場は、菅原道場長(59)が営む店舗裏の倉庫を門下生の寄付などで改装した。これまでは前沢いきいきスポーツランドを拠点に活動していたが、新道場には地域住民も集えるようカフェスペースも設け「合気道を通じた地域活性化を」という菅原道場長の願いが結実した。

新道場完成に伴い、奥州道場は前沢と江刺教室を統合。一関にも教室を構え、少年部と一般の部約80人が切磋琢磨しながら体術と精神を向上させている。

道場開きには、門下生や国内外の愛好家ら約110人が参加。多田師範が演武を披露し「教わったことをただやるだけでなく、そこから自分で工夫することが大切」などとアドバイスを送り、緩急自在の技を繰り出した。

菅原道場長は「自由に使える場所ができてうれしい反面、地域の拠点を担う責任もある。地域を活性化させる期待に答えていけるよう励んでいかなければ」と決意を新たにしていた。

10日は午前10時から、水沢秋葉町の水沢武道館で多田師範による特別講習会が開かれる。

岩手日日新聞 2018(平成30)年6月4日

地域と共に技術研鑽 〜合気道奥州道場 新拠点が完成〜

 

【奥州】

合気道奥州道場(菅原美喜子道場長)が欧州市前沢白山字水ノ口地内に建設を進めていた新道場が完成し、お披露目会が2日に現地で行われた。

道場生や関係者、近隣地区民らが出席して少年部の稽古、道場長の演武などが行われ、道場生の研鑽(けんさん)とともに地域とつながる拠点の誕生を喜び合った。

同道場は2005年4月に同市前沢で教室を開設し、その後一関市、奥州市江刺にそれぞれ教室を設け、3教室合わせて一般部40人、少年部(中学生以下)40人の道場生が学んでいる。

公共施設などで開設していたため、自前の道場を持ちたいと考えていたことに加え、菅原道場長=同市前沢白山=が地元活性化へ、地域の人たちが集う場所を作りたいとの思いを持っていたことから、自宅敷地内に奥州市2教室を一本化する新拠点の準備を進めてきた。

県内外の合気道関係者から寄付金協力を得て、17年5月から道場生らが協力して作業を進め、今年からは本格的な建設工事に着手し、木造平屋建て、敷地面積約100平方メートルの道場を整備。

併せて、自宅内の旧店舗部分を交流スペースとした。

2日は神事で道場の安全を祈願。

保護者や地区民が見守る中、3道場の少年部道場生29人が熱のこもった稽古を行ったほか、菅原道場長の演武が披露され、会場から拍手が湧き上がった。

菅原道場長は「亡き父母に感謝し、すべての皆さんにお礼申し上げる。道場を持てることは幸せ。地域の方々と一緒に歩んでいきたい」と語っていた。

新道場での通常の稽古は4日から始まり、週3日(月・水・土曜)実施。

9日は道場開きとして、午後2時から菅原道場長の師匠で現役唯一の九段である多田宏師範(89)=東京都=による演武、講習会を催す。

この他、10日は多田宏師範による第13回特別講習会を午前10時から午後1時まで同市水沢の水沢武道館で開く。

岩手日日新聞 2018(平成30)年1月23日

精進誓い60人演武 〜合気道奥州道場鏡開き〜

 

 奥州市前沢区を拠点とする合気道奥州道場(菅原美喜子道場長)の鏡開きは21日、同区のいきいきスポーツランドで行われた。道場に通う門下生たちが演武会で日頃の精進の成果を披露し、一層の上達を誓った。
 

 前沢、江刺、一関(一関市)3教室の生徒のうち園児から70代まで約60人が参加。初診・初級者・中・上級者、一般の有段者までが順に登場し、2人1組で片手取呼吸法や入り身投げ、両手取り四方投げなどの演武を粛々と勧めた。
 

 定年退職後に始めた人や夫婦、孫と一緒の参加者もいる中、合間に顧問の模範演武があったほか、精神統一のための高齢の竹割り、保護者を交えたおしるこ会も楽しんだ。
 

 一関小学校6年の宇野那由さん(四級)は「片手取り内回転呼吸投げがうまくなりたい」と今年の目標を掲げ、同じく平泉小4年の金田葉月さん(同)は「投げ技の最後をしっかり決め、はかまが履けるようずっと続けたい」と意欲を語った。