合気道 奥州道場  Aikido Oshu Dojo

(公財)合気会 公認道場  ☆★☆ 合気道奥州道場は岩手県の合気道場です ☆★☆

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岩手日日新聞 2019(平成31)年1月28日

精神統一し演武 ~合気道奥州道場鏡開き~

 

 

【奥州】合気道奥州道場の鏡開きは27日、奥州市前沢白山字水ノ口の同道場で行われた。道場生と保護者、地域住民が参集。菅原美喜子道場長が模範演武を披露したほか、道場生による稽古成果の発表で今年一年の精進を誓い合った。

 

 同道場は2005年に同市前沢で教室を設け、その後に一関市と奥州市江刺でも教室を開設。県内外の合気道関係者からの協力を得て昨年6月、奥州2教室を一本化し新拠点となる自前の道場を自宅敷地内に開いた。

 

 鏡開きでは年長児から一般まで、様々な習熟レベルの道場生が登場。保護者らが見守る中、立ち技や座り技、精神を落ち着かせるための呼吸法などを実践した。菅原道場長は、実演を兼ねた気合の演武で道場内の空気を引き締めた。

 

 餅つきで地域の人たちとも交流。菅原道場長は「鏡開きは親御さんら集まった方々に稽古を見てもらえる機会。新拠点もできたので『合気道をやって良かった』と思ってもらえるよう、仲間も増やしながら稽古に励みたい」と思いを語った。

 

岩手日日新聞 2018(平成30)年8月4日

武道優良団体で全国表彰

 

合気道奥州道場 長年の青少年育成評価

 

 

【奥州】合気道奥州道場(奥州市前沢白沢字水ノ口、菅原美喜子道場長)は、7月に開かれた2018年度全日本少年少女武道(合気道)錬成大会で日本武道協議会の少年少女武道優良団体の表彰を受けた。武道を通じた青少年育成に長年尽力してきた取組などが高く評価された。

 合気道奥州道場は菅原道場長(59)が2005年4月に同市前沢で開設し、その後一関市と奥州市江刺に教室を設けた。県内外合気道関係者の寄付や道場生らの作業協力で今年6月、自宅敷地内に待望の自前の道場を開設して奥州2教室を一本化し、現在は前沢と一関合わせて一般部40人、少年部(中学生以下)40人の男女道場生が稽古に励んでいる。

 同表彰は柔道、剣道、弓道など武道関係団体と日本武道と日本武道館の計10団体で組織する同協議会が、全国の少年少女武道に関わる団体の中から大きな成果を挙げ、特に模範となる団体をたたえ、武道別で行なっている。

 合気道の表彰は例年同錬成大会の席上で行われており、今年度は合気道奥州道場と合気道奥州道場と合気道三澤塾(東京都)の2団体が受賞した。7月15日に日本武道館で開かれた今年の大会には奥州道場から少年部の小中学生12人が出場し、表彰式ではスイスでの講習会のため出席できなかった菅原道場長に代わり、大会に随行した一般武道情生の千葉優さん(奥州市水沢)が表彰状を受け取った。

 同大会には道場として10回目の節目の出場で全国表彰を受け、菅原道場長は「毎年大会に行くと表彰される人がいて、いつか表彰されたらいいなと思っていた。子供達や親御さん、指導員みんなの協力、努力が報われて嬉しい」と喜ぶ。

 呼吸法を取り入れた心の集中の練磨と、丁寧な基本的所作、基本に忠実な技術の稽古との両面を中心とした指導に当たっている。「子供も大人もやっていて良かったと思える達成感が持てるような稽古を工夫していきたい。今回の表彰が地元で合気道に興味を持ってもらえるきっかけの一つになってくれればいい」と指導者としての意欲も新たにしている。

岩手日日新聞 2018(平成30)年10月30日

第15回日本加速器学会年会・年会賞(ポスター)受賞
阿部優樹さん(一関高専専攻科2年)

 

 

 次世代の大型加速器・国際リニアコライダー(ILC)の関連分野の共同研究を発表し、日本加速器学会年会(ポスター部門)で年会賞を受賞。これまで大学生や院生、若手研究者が受賞してきた中、高専生として初受賞の快挙を成し遂げた。

 ILC内の超電導加速空洞を内蔵する断熱装置(クライオモジュール)を遠隔から位置調整できる装置を市内の事業所などと共同開発してきた成果が認められた。7分の1大の模型での調整誤差は1マイクロメートル(1ミリの1000分の1)以下に抑えることに成功した。

 幼少期からものづくりが好きで一関高専に進学した一方、小学4年から高専2年までダンススポーツに打ち込み、現在は学生の本分である研究の傍ら、合気道に励むなど私生活も大切にするタイプだ。特に合気道については「心身ともにリセットできる」と研究にも好影響をもたらす相乗効果を強調する。

 来春には総合研究大学院大高エネルギー加速器科学研究科(茨城県つくば市)進学予定で、加速器の制御や周辺装置などに関する研究に取り組む。

 将来について「これからも加速器に関する研究に携わっていきたい」と夢を思い描き、「そのためにもILCは地元に決まってほしい」と期待を込める。

 

 21歳

胆江日日新聞 2018(平成30)年7月17日

全国優良団体表彰輝く 〜心身の健全育成に尽力〜

 

 

 

 前沢白山を拠点に活動する合気道奥州道場(菅原美喜子道場長)は、今月15日に東京都の日本武道館で開かれた第40回全日本少年少女武道錬成大会(日本武道館など主催)で、少年少女の健全な心身育成に尽力したとして優良団体表彰を受けた。菅原道場長は「表彰を励みに稽古の内容を深めていきたい」と意気込んでいる。

 

 奥州道場は、前沢と一関の2教室で少年部と一般の門下生約80人が合気道の修練に励んでいる。

 

 今年6月には前沢教室に新道場を開設し、門下生たちが心技体を高め合っている。

 

 合気道は、呼吸と体術で生み出される技で、稽古を積み重ねて心と体を鍛えるのが目的の武道。奥州道場では、門下生の子どもたちに▽基本的な所作▽素直に取り組む▽道場長のまねをする▽怒らず、恐れず、悲しまずーーーの4点を大切にするよう指導しているという。

 

 錬成大会には、全国から約180団体が参加。演武を繰り広げて、日ごろの修練の成果を披露した。奥州道場は10年連続で出場しており、奥州と一関の少年部の門下生たちが日本武道館の大舞台で武芸を披露した。優良団体にはほかに、合気道三澤塾(東京都)が輝いた。

 

 菅原道場長は「武道館の雰囲気の飲み込まれず、普段の稽古がわかる良い演武だった」と笑顔。「稽古で学んだことは普段の生活にも生かされる。今までの功績が認められたのを励みに、より一層合気道の精神を深めていけたら」と決意を新たにしていた。